9月9日に行われた「RMオークション」に赤/白ツートンカラーの美しい姿で競売にかけられ、コレクターが涎を垂らしたのは、「1965年フォルクスワーゲン21-ウィンドウ・デラックス・マイクロバス(Volkswagen 21-Window Deluxe Micro Bus)」だ。
1965年にローマで登録されたこのクルマは見事にレストアされ、外観だけではなく、内装も赤/白ツートンカラーで仕上げられており、最近流行りのミニバンが足元にも及ばない優雅さと遊び心を発揮している。
フォルクスワーゲンのマイクロバス、今でもよく見られます。
ビートルのシャーシーにきわめて丈夫で扱いやすいキャブオーバー型のバンボディを載せ、小型だが汎用性が高く、本国ドイツをはじめとする欧州市場で人気を集め、北米市場でも便利なミニ・トランスポーターとして大ヒットした。
また、現代には他にないキャラクターのクルマとして、ファッション業界や飲食業界などでもレトロでオシャレなアイテムとして空間演出用に展示されることも多い。ただし、実走可能なクルマは少ない。
フォルクスワーゲン21-ウィンドウ・デラックス・マイクロバスの詳細
2,400ミリのホイールベースのリアに収まるのは40馬力の1.5LのOHV空冷4気筒エンジン。そしてミッションは4速MT。走行距離28,542km、3列シートは8人乗り(多分・・・)。
10万ドルでいかがでしょうか?詳しくは「RMオークション」のWEBサイトでご覧ください。
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