今回は、ベルリンのGame Science Centerで2016年1月上旬に行われた48時間のVR体験パフォーマンスについて取り上げます。
VRデバイス(HTC製Vive)を装着したまま、人は仮想現実の中で何日間生き続けられるかチャレンジしたそうで、生活面もちゃんと考慮しているところがスゴいです。
まさにソードアートオンラインの世界だ!
まず、体験中の動画収録の様子を見ていると、何とな~くですがアメリカのドキュメンタリー映画“スーパーサイズミー”っぽい構成になっていますね。
また、最後の難関である排泄を制限する薬まで投入しちゃう辺りがメッチャSF感ありまくりです。
実際のところ、24時間を過ぎたあたりから辛くなり、25時間を過ぎたあたりでパニック発作を起こしております。
この感じからイメージすると、今後ガチで大規模多人数同時参加型のオンラインロールプレイングゲームに導入されたら、HMDを被ったままで寝落ちして目覚めた途端に即パニくっちゃうユーザーが続出するでしょうね。
そのうち、バーチャルな電脳世界に生活の軸を移しながら一番落ち着ける居場所を確保し、本当の自分を表現しようとする強靭なカリスマオタクなんかも出現しちゃうかもしれませんよ。
もしそうなれば、リアルの世界に帰ってくることなんかまずないでしょうね。
参照元:AUTOMATON
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