ボールが友達のあなたへアディダス・インテリジェントボール

1987

サッカーは雨だろうが雪だろうが行われるスポーツ。日本では高校サッカーで雪の中試合をし、ボールが破裂してしまったこともあった。サッカーボールにも新時代が訪れている。それがこの「アディダス・インテリジェントボール。ドイツのアディダスとカイロス社はボールの位置を取得し審判に通知する「ゴールラインテクノロジー」を開発。位置情報の利用でラインを割った、割っていないと言う情報を正確に判断するシステムである。

このボールには中に磁気が埋め込まれていて、ゴールラインテクノロジーを利用しようというもの。またアディダス・インテリジェントボールは天候の影響も受けにくくなっており、以前のような「破裂」と言うようなことはなくなった。2007年にこの技術とボールが試験採用されたものの、2010年のワールドカップでは使用されなかった。採用されなかったことで不可解な判定もあり、採用しておけばよかったという声があがった。これからまた、この技術が見直されていくことだろう。

インテリジェントボールはゴールラインテクノロジー無くとも衝撃や天候などサッカー選手に優しい設計となっており、少年サッカーからJリーグ、さらには欧州のサッカーまで広く愛用されるものとなっている。今度の友達はちょっとインテリジェントなヤツだぜ!

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