6月10日よりスタイラスペンブランドAdonit社からスタイラスペンの最新モデルである「Adonit Pixel」が販売開始されました。
タブレットで簡単なメモ書きやイラスト作成がはかどりそうだけど、実際の使い心地はどうなの?といったところで、筆者が試しに使用してみた感じをご紹介していきたいと思います。
簡単な接続方法
実はipadでスタイラスペンを使う機会って初めてだったのですが、つなげ方が非常に簡単でした。
Bluetoothを利用してipadとペンをつなげる方式になっていて、対応ソフトを開いて設定からペン設定を選び、電源を入れたペンを所定の位置のタッチ。
これだけでペンがしっかりと筆圧を感知してくれるようになります。
高パフォーマンスの筆圧感知機能と精度の高い書き心地
2048レベルという高レベルの筆圧感知機能(通常のものだと1024~)、ペン先が1.9mmと非常に細く書いた感じがダイレクトにipadに反映されます。
まるでペンタブで書いているような心地で、最近のスタイラスペンはここまでできるようになったのかと正直関心してしまいました。
少し細かい部分を描写する際は多少画面を拡大して書かないと書き出しが反映されない感じもありましたが、ここまでできるのなら個人的には十分満足なレベルでした。
グリップを握るだけでペンが起動するクイックスタート機能もついており、アプリの起動から書き出しまでがストレスなくスムーズに行うことができます。
軽量で持ちやすいボディ、充電方法もスタイリッシュ
今まで筆者は電池式のスタイラスペンを使用していたのですが、やはり電池部分が重いせいかとりまわした時の重さに若干違和感を感じたりしていました。
Adonit Pixelはその点細すぎずふと過ぎないペン軸と程よい軽さで持っている感じが非常に手になじみます。
充電も付属のUSBとペンのヘッド部分をくっつけるだけで充電、磁石になっていてピタッとくっつきます。これがかっこいい。
少し残念だったのはノートPCなどの横軸になっているUSBの雌の部分にさすと、ペンを立てているかのように見えるのですが、
縦軸のUSBの雌部分にさしてしまうとペンが横になって少し場所に困るかなとも思いました。
USB側の充電部分が回転できるようになったらさらに良いかもしれません。
様々なipadに対応、アプリとの連携も良好
iPad 4, iPad Mini 1~4, iPad Air1&2, iPad Pro 12.9と幅広いIpad製品に対応しているのも高ポイント。
ただ、最新のiPad Pro 9.7(9.7インチ)には対応していないので注意が必要です。
今回はiPad Miniで使ってみましたが、イラストを描きたいのであればもう少し大きなサイズのほうがいいかもしれませんね。
ただ、出先でデジタルイラストを描く分にはこれで十分です。
対応したアプリなら、ペンのボタンを押すことで、消しゴムと切り替えやメニューを開いたり、その他ショートカットキーとして扱うことが可能なのもポイントです。
Bluetoothでつながっているので、離れた位置で押してもしっかり反応してくれます。
今回、筆者はMediBang Paintを使用させてもらいました。
インターフェイスがフォトショップに近く、使いやすかったです。
対応アプリ
GoodNotes / MediBang Paint / Autodesk SketchBook / Concepts / Astropad / Notes Plus / Zen Brush 2 / Animation Desk など
こちらでも確認できます↓
http://www.adonit.net/jot-ready-apps/
価格は$79.99(日本円約8,600円)
機能性が高いことももちろんですが、見た目にもかっこいいので、ビジネス現場で他の人より出来る男を演出するためにぜひとも使ってもらいたい。
商品名:Adonit Pixel
公式サイト:http://www.adonit.net/jot/pixel/