中央アジア・カザフスタンの航空会社エア・アスタナは10月2日からカザフ南東部に位置する、同国最大の都市アルマティとドイツのフランクフルトを結ぶ直行便を週2往復で開設します。使用機材はエアバスA321neo。
直行便の運航開始で所要時間は1時間半短縮
エア・アスタナ便でアルマティからフランクフルトへ向かうには、これまでならカザフスタンの首都ヌルスルタン(旧称アスタナ)で乗り継ぐ必要がありました。直行便の開設により、アルマティ発の所要時間は約9時間30分から約8時間に短縮されます。カザフ最大の都市とドイツの空の玄関口を結ぶ直行便はルフトハンザドイツ航空が運航していましたが、9月下旬時点では運休中です。
アルマティとフランクフルトをノンストップで結ぶフライトは10月26日から週3往復に増便される予定です。増便が行われる頃にはカザフスタンへの厳しい入国制限が緩和されているでしょうか。アルマティは本来であれば、食通をうならせる街であり、スキーやスケートを存分に楽しめる場所でもあります。
カザフ3都市とフランクフルトが結ばれることに
エア・アスタナのドイツネットワークは9月下旬現在、ヌルスルタン=フランクフルト線(週5往復)とオラル=フランクフルト線(週1往復)の2路線のみです。オラルはカザフスタン北西部、ロシア国境近くに位置する都市です。新型コロナウイルスが世界的に流行する前は西部アティラウもドイツ最大の国際空港と結ばれていました。
参照元:RoutesOnline
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