空気と電気だけでスポーツカーが走る!?

1970

最近のガソリン価格高騰は頭の痛い問題である。20年前と比較すると倍以上の高騰ぶりだ。全世界で脱石油の流れが進みつつあるが、現状石油に変わるエネルギーは実用化されていない。しかし、着実に研究は進んでいる。

ガソリンに代わるエネルギーとしてイギリスのAir Fuel Synthesis社が、「空気と電気で作る合成燃料」を開発し全世界から大いに注目されている。この空気と電気で作る合成燃料は、二酸化炭素と水素を反応させて作られたもので「カーボンニュートラル」である。カーボンニュートラルとは生産や活動で排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同量である状態を指す。

何のコッチャ頭がカーボンニュートラル!と思ってしまうが、ガソリンを必要としない画期的な合成燃料と思っていただければ間違いない。Air Fuel Synthesisは既に空気と電気で作る合成燃料で「ロータス・エキシージ」の走行テストに成功している。
人類の課題であるガソリンに変わりエネルギー展開に新しい波が到来する事だろう。

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