Appleのマップアプリに、新技術が投入されるようだ。マップアプリと言えば、GPSの使用が基本である。GPSで空から位置情報を取得し、自分の現在位置を表示しているのが、マップアプリの仕組みである。しかし、最近はGPS情報を悪用するケースや、数キロ現在位置からズレる事もあり、正確性は今ひとつであった。
また、GPSを使用すると電池の減りが早くなるのも悩みの種であった。そこでAppleはGPSを使用せず、Wi-fiと位置情報データベースのみで位置情報を表示する技術を開発し、アメリカ政府に特許を申請。無事、特許を取得できた。
iOS8に搭載へ
「位置情報データベースを活用したモバイル端末のロケーション認識システム」と名付けられたこのシステムは、まだまだ謎が多い。アクセスポイントの接続状況などで位置情報を取得するとしているが、正直何が何だかよくわからないのも事実なのだ。利点はGPSを利用しないため、屋内でも正確な位置情報を掴める事。電池の減りも何とかして欲しいが、その辺は明らかになっていない。
位置情報データベースを活用したモバイル端末のロケーション認識システムはiOS8に搭載される見込みだ。
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