360度回転するHD(高解像度)カメラを内蔵した腕時計型ウェアラブル端末が米国で生まれました。8月下旬、スマートウォッチ『アロウ(Arrow)』の製品化プロジェクトがクラウドファンディングサイト「インディーゴーゴー(Indiegogo)」で立ち上がると、わずか半日で目標額を調達しました。
通知・健康管理・音楽同期の機能も充実。
写真や動画を撮りたくても、スマホが手元になかったり、スマホを取り出すのが面倒だったり・・・そのような時に『アロウ』が役立ちます。腕時計型端末の回転ベゼルにはカメラとマイクとスピーカーが付いています。ベゼルを回しながら、ディスプレイでレンズを通した映像が確認できるので、自撮りが簡単に撮れます。更に写真・動画の編集もスマートウォッチ上で行えます。
カメラ以外の機能も充実している『アロウ』は、スマホと連動し、電話の着信、SMSの受信、カレンダーの予定などをディスプレイに通知します。健康に気を遣っている人は、歩数、移動距離、消費カロリーを知ることができます。また、スマホから同期した音楽データは8GBの内蔵ストレージに保存できるので、スマホなしでもBluetooth対応ヘッドホンで音楽を楽しめます。
製品化プロジェクトに1500万円超の支援。
AndroidスマホにもiPhoneにも対応する『アロウ』の製品化プロジェクトは8月末現在、14万ドル(約1500万円)超の支援を集めています。腕時計型端末に360度回転するHDカメラが内蔵されているということが多くのユーザーの心を掴んでいるようです。
参照元:indiegogo
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