電車の中で、街中で、はたまた合コンで一気に恋に落ちてしまうことありませんか?「最初の一目で恋を感じないならば、恋というものは無いのであろう」byマーロウ。「恋は目で見ず、心で見るのだ」byシェークスピア。二人は同じ時代を生きた劇中作家。その作中でこれらのセリフを書いております。
そんな時代から一目惚れが題材になっているのですね。実はこの「一目惚れ」に素晴らしい能力があるのではないか、ということがフロリダ州立大学の研究でわかったのです。
研究でわかった一目惚れの能力とは?
一目惚れには、将来的に結婚生活が長期的にうまくいくかどうかの尺度になるというのです。興奮状態にある結婚式当日にはほぼ全て新婚さんは、「ハッピー」だと答えますが、それはこの先4年間は結婚生活がうまくいくだろうということを示唆しているに過ぎないというのです。
しかし、多くの新婚さんは、生理的レベルでの直感・本能で、実はこの結婚がうまくいく、いかないということがわかるのだそうです。なぜほぼ全ての人が、「ハッピー」だと答えてしまうのか。
それは、パートナーの「結婚生活はうまくいくんだ、満足だ」という思いが大きく干渉してしまうからのだと、研究者の一人マクナルティ博士は言います。では、その干渉に左右されないためにはどうすればいいか。
その答えが一目惚れの度合いなのだそうです。初めて出会ったときや次に再会したときの自分の一目惚れ度合い、つまり「うーん」、「うわっ、結婚してぇ」という自分の感情がその後の二人の生活を左右するのだそうです。
どうでしょうか?今いるパートナーとの出会いを思い出してみてください。あなたの感情はポジティブでしたでしょうか。幸せに向けた1つの尺度として、これから出会う方にも確認してみてはいかがでしょうか。
余談ですが、出来ちゃった結婚の離婚率8割程度に対して、一目惚れ婚の離婚率は1割程度というデータもあるそうです。