ジョギングやサイクリングを身軽な格好で行いたい人は、今回紹介する商品の存在を知るのも悪くありません。台湾発、組み立て式ジョギングポーチ「Attach & Run belt」の先行販売プロジェクトが1月、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で立ち上がりました。
スマホなどを入れられるメインバッグには防水加工が
「Attach & Run belt」の基本構造は、滑り止め効果があるシリコンを内側に埋め込んだベルトとそれに取り付けるメインバッグからなり、オプションで250mlペットボトル専用ホルダーや反射板を選べます。プロトタイプを着用した人々が「腰からずり落ちない」と太鼓判を押すベルトの外側はマジックテープになっているので、メインバッグなどを簡単に取り付けられます。
メインバッグ正面のジッパー付きポケットには財布や鍵、スマホやワイヤレスイヤホン、マスクなどジョギング・サイクリング時に持ち歩きたい必要最低限の品々を収納できます。ジッパーの中にコンパートメントがあるので、簡単に中を整頓できます。メインバッグの表面もジッパーも防水加工が施されているので、にわか雨に見舞われても大丈夫です。
ベルトはジョギング中に痛めた箇所を固定する用途にも
「Attach & Run belt」は一般的なジョギングポーチではできないことにも対応しています。ベルトは弾性包帯として使えるので、ジョギング中に捻挫や肉離れを起こした際、痛めた箇所を固定できます。またベルトはウォーミングアップのためのストレッチバンドにもなります。雨で走れない時は、自宅でできるトレーニング動画を見ながら、ストレッチバンドを活用すると良いでしょう。
ストレッチバンドにもなるジョギングポーチの先行販売プロジェクトは4600ニュージーランドドル(約34万円)を調達しました。Kickstarterに先行し、日本のMakuakeでも「ライトニング」という商品名でプロジェクトが成立しています。ジョギングポーチの購入を検討している人は「腰からずり落ちない」「他の用途でも使える」という視点で商品を探してみるのも良いかもしれません。
<参考元>Kickstarter