今回は、人工知能の暴走を阻止してくれる人工天使っぽいアルゴリズム的守護霊の存在が必要なのかじっくり考察してみましょう。
要点はズバリ!本人の与り知らぬ所で勝手にパーソナライズされたアルゴリズム的自己(デジタル世界の中で勝手に作られる自分)により、当の本人が規定されてしまう現象に何とかして対抗しようという内容です。
確かドラえもんの道具に「ミチビキエンゼル」というのがあったはずですが、やはりアルゴリズムにはアルゴリズムで対抗するしかないのでしょうか?
言葉ベースによる情報集積の限界かっ!?
まず、私達って己の全部をデジタル世界に譲渡しなくてもイイんですよね。
また、SNS等の投稿内容から分析してマッチングやレコメンド等に容赦なく繋げてくる昨今、何れ人間はパーソナルな部分を公表したくなくなっちゃうと思っております。
因みに、人工天使とやらを強いて例えるとウイルス対策ソフトみたいな役割を果たしてくれそうなニュアンスですが、むしろ天使って最後の審判を下す役柄で登場するのが定説じゃぁ~なかったでしたっけ?
結局、人工天使もパーソナライズも自我が確定した自己が存在する仮定の元で有益なワケで、何れにせよ自我が揺らぐ自己にとっては危ういのかもしれませんよ。
記事参照元 http://jp.techcrunch.com
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