最近はセルフのガソリンスタンドが増えているように思います。日本ではセルフ式ガソリンスタンドは消防法で禁止されていたため、全く普及していませんでした。1998年の規制緩和でセルフ式ガソリンスタンドが解禁となり、現在に至ります。従業員の常駐は義務付けられているものの、人件費を抑えることが出来るとして、人気となっているようです。
セルフ式ガソリンスタンドは便利ではあるものの、ガソリンをぶち撒けてしまったり、燃料油キャップを忘れてしまうケースが多発しているようです。どんなことにも何かしら問題が出てくるものなので、仕方ないと言えば仕方ないのですが・・・。そんなセルフ式ガソリンスタンドの問題を一気に解決できるかもしれない技術が登場しました。
その技術とはHusky社とFuelmatics社が開発した「Automatic Refueling System (無人給油システム)」です。昔流行った「ラララ無人くん」のガソリン版ですね。動画を見ればわかるとおり、決められた場所に駐車すると、Automatic Refueling Systemからウイーンと給油ノズルが伸びてきます。Automatic Refueling Systemが勝手に燃料油キャップを開け、給油しています。満タンになると自動的に給油をやめ、ノズルも元の位置へと戻ります。驚きのAutomatic Refueling Systemに、世界が注目しています。これなら、セルフ式ガソリンスタンドの問題点を解消できそうですね。システムの値段が気になりますが・・。
この記事をシェア