ハンズフリーで音楽を聴くことができる時代になりましたが、あなたは今までに、耳を使わないで音楽を聴こうと考えたことはありますか?
国際的なデザイン会社であるStudio Banana Thingsは、なんとそれを現実のものにしようとしています。
耳を使わないで、どうやって音を聴くんだ?と思いますよね?
なんと、頭蓋骨で音楽を聴くのです。
なんだか夢のような話ですが、骨に直接音を振動させて鼓膜に音を伝える「骨伝導」を使用することにより、本当に耳を介さなくても音楽を聴くことができるようになります。
このアイデアは、コウモリやイルカがおこなう、超音波による交信からインスパイアされました。
このアイテムが本当に実現するのなら、普段耳に入ってくる音を妨げることなく、音楽も同時に楽しむことができるようになります。
たとえば道を歩いているとき、耳にイヤホンを付けながらだと車の音が聞こえずに危険にさらされてしまいますが、このヘッドホンをしていればどちらの音も逃さず聞けるようになるのです。
さらに、電車などで音楽を聴いていても、直接骨に音が響いているので音漏れの心配をする必要もなくなります。
Studio Banana Thingは現在、クラウドファンディングサービスの「Kickstarter」により、このアイテムを製作する支援を募集中です。
目標金額である15万ドルに達すれば、いよいよこの製品が現実のものとなります。
装着している姿もクールなこの製品、是非とも将来使用してみたいアイテムです。
参照:DETAILS
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