「荒くれ者タイプ+小動物=ギャップ萌え」の絵面を想像してみよう。動物、特に猫好きの男性はモテるのである。でも自分は猫好きなのに、ノラも友達ん家の猫もどうしても懐いてくれない?
その理由は、猫界でのあなたが「粗暴でエチケットに欠ける男」だからなのかもしれない。モテ男レッスンの一環として、猫流挨拶の基本をご紹介しよう。
猫の心は、じらしてGET チラ見の練習を
実際、猫があまり好きでない人のほうに猫が寄っていくという皮肉がある。その理由は恐らく「チラ見」にあると思われ、猫はじらされると興味を持ちそちらへ行きたいと感じてしまう。反対に知らない猫へのフルアイコンタクトは、ガンを飛ばして喧嘩を売っているのと同じ意味。
触りたい衝動を抑え、向こうから来るのを待つ
驚かせないよう、向こうからやってくるのを待つ。やってきたら、フィストバンプ(グータッチ)での挨拶を促そう。猫がその気になると、匂いを嗅ぎながらその拳に頭でゴツンと挨拶を返してもらえる。その流れで頭、頰、首筋などを触ってやる。
おでこから尻尾までワンストロークで撫でる
体全体を撫でられるのは、猫の信頼を得られてから。頭のてっぺんから尻尾まで、一気にワンストロークで撫でてやること。1回やると「もっとして!」とおねだりされることもあるが、再開するのは数分待ったのち。ここでもじらして相手の興味を得ることが効果的。
再開の際は会釈を忘れずに
また同じ猫に会ったときには、軽い会釈から交流を再開しよう。猫も同じような動作・表情を示すはずだ。優しい目で猫を見つめ、フィストバンプ、全身ナデナデへと再度持ち込む。こうなると勝ったも同然。
長い瞬きは最高の信頼度を表す
時間があれば次に、自分が猫会議に参加する猫だと想像、少し距離を置いて何もせずにその場に居座ろう。その際、猫がこちらを見てくれるまで優しい目でじっと見つめ、視線が合ったら長い瞬きをする。
通常の瞬きとはまったく違う長い瞬きは「こんなに長時間目を瞑れるくらい、あなたのことを信用している」という意味で、最高の信頼度が得られたということ。
男性の猫の扱い方によって、その人の女性の扱い方がわかるとも言われている。しっかりエチケットが守れて挨拶のできる男性がモテるのは、人間界でも動物界でも同じこと。ちょっとした仕草や気遣いが、大きな信頼へと導かれるのだ。