アメリカ版「夏祭り」と言えば、群や州単位で行なわれる「カウンティーフェア(County Fair)」の類。その中の醍醐味と言えば屋台の食べ物だが、最近では特にクレイジーさを競い合うようなトレンドがあり、観光ビジネス化している場所もある。夏祭りシーズン真っ盛りの今、今年話題になりそうな屋台の食べ物をご紹介しよう。
1. クリスピー・クリーム・トリプル・チーズバーガー
シンガーソングライターのルーサー・ヴァンドロスが好んだということで「ルーサー・バーガー」とも呼ばれる「クリスピー・クリーム・バーガー」。名前の通りドーナッツで挟んだハンバーガーだが、どうせなら「トリプル」で!
2. とうもろこしアイスクリーム
メキシコでは多く食べられているスイートコーンのアイスクリーム。今年初めてサンディエゴのカウンティーフェアにお目見えしたようだが、とうもろこしの皮の中にアイスが入っているというサービングの方法が粋。
3. フライド・スターバックス
時代を象徴したコーヒー味のペイストリー団子。ホイップクリーム付きで、これは実際ウマそうだ。ちなみに同じ液体系で、筆者は「フライド・ビール」たるものを食したことがある。身分証明書を見せつつ期待を込めて口にしたそれは、この世のものとは思えない不味さであった。
4. フライド・スリムファースト
まったくウケ狙いでしかない「フライド」シリーズの最新版。ダイエット補助食品の代表格であるスリムファースト(Slimfast)のスナックバーを、コテコテのディープフライでいただく。トリプルチーズバーガーにダイエットコーラのコンボと同じ観点。
5. フライド・ピーナッツバター・ピクルス
ピクルスの真ん中がくり抜かれ、その中にピーナッツバターを注入、それをフライにしてしまうという謎の食品。それでも足りないらしく、上にチョコレートソースと粉砂糖がかかっている。味の想像がまったくつかないのだが。
今年のラインナップは案外普通?後に「アメリカ人は普段こんなもん食べてるんだゼ」と画像だけが一人歩きするのを見るのが毎年楽しい。1ヶ月間など長期で行なわれる祭りも多いので、この時期に合わせてアメリカ訪問、面白いネタ画像をたくさん撮影するプランの旅が結構お勧め。
参照元:USA Today