もはや駅近で「盗難されず無料で安全に駐輪できる場所」なんかありはしない。そしていつものところが満車だった時には、あせりが失望感へと変わる瞬間だ。
駐車スペースを物理的に増やせる
無理にスペースをつくって自分の自転車を割り込ませるとドミノ状態で倒れてしまうリスクがある。前輪をロックするタイプの駐輪場はスペースが無駄だなと思う。そしてなんだか雑多な感じで見た目もあまりよくない。
街中の機動力は自転車最強なのだから、もっとインフラ整備をしたほうがいいと思える。そこででたアイデアがこの「Wall-Hanger Bike Rack (リトラクタブル駐輪場)」である。
Wall-Hanger Bike Rackは基本的に壁などにマウントされており、使用時に引っ張るとバーロックが出てくる。これでハンドルをがっちりと留め、車体が倒れないように固定できる。
主に”かさがある”自転車下部がすっきりとするために、収納台数は通常の駐輪場よりもかなり増やせる。しかもバーの長さを調節することで、すき間もうまく活用できそうだ。基本コンセプトは公共施設などで見かけるダイアルなどで柄の部分を固定する「傘立て」のような感じだ。
そして何よりも使わない時は壁に収納されてしまうため、見た目もすっきりなので街のランドスケープもよくなるのも魅力だ。
参照元:Yanko Design
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