Biggest Baseball Card (世界一大きなベースボールカード)がフロリダ州レイクランドの少年野球場に出現した。カードに描かれている選手は、デトロイト・タイガースのプリンス・フィルダー。90フィート(27m)×60フィート(18m)というメガサイズは、通常のベースボールカード8万枚分に相当する。フィルダー本人と一緒に記念撮影しているリトルリーグの選手が米粒くらいに見える。
日本でもおなじみのベースボールカードだが、2007年に一枚のカードが280万ドルの超高値で取引されたそうだ。19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した遊撃手のホーナス・ワグナー(ルイビル・カーネルズとピッツバーグ・パイレーツでプレー)のカードで、1909年にアメリカン・タバコ・カンパニーから発行されたもの。
シーズン前に意外な形で脚光を浴びることになったフィルダーは、自身初のワールドシリーズ制覇を目指すべく、お披露目の野球場近くでトレーニングを積んでいるとのこと。ちなみにワグナーはパイレーツ時代に世界一の栄冠を手にしている。
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