今回は、ワシントン大学のZhe Xu博士とEmanuel Todorov博士が開発している超高性能ロボットハンドについて取り上げます。
超高性能ロボットハンドの特徴はズバリ!軸がシッカリ固定されていない(人間と同じ可動域を持つ)関節の動きを再現すべく、人の手の骨格をレーザースキャンしたデータを3Dプリンターで出力し、関節や筋肉などに当たるヒンジやジンバルを取り付けることで、5本指の動きまで完全模倣しちゃうみたいです。
果たして今後、感覚装置まで組み込んだ論文が科学誌とかに投稿されるのでしょうか?
豆腐とかもそ~っと優しく持てるのかっ!?
まず、個人的に甲の中の骨がリアルに再現されているロボットハンドって初めて見ましたね。
掌の面に沿った方向には動かせないにせよ、それでもようやくガンプラっぽい手の構造から一歩先に前進したのではないでしょうか。
将来的に、人型ロボットが大事に集めたお気に入りの可愛いフィギュアを自ら誤って握り潰しメソメソ泣いちゃうコミカルな絵面を何となく想像しちゃいますね。
結局のところ、内骨格を重点的に模倣すれば最も効率の良い動きが実現するため、更に指を分割可能にしてハプティクスと融合させれば、別の場所から遠隔でキーボードを瞬速タイピングさせることもできそうですよ。
ついでに、脳内チップと連動させて脳信号を解析!みたいな話にも持っていけそうだと思いませんか?
さぁ後は、ディープラーニングで自発的に制御可能な腕を付け、モーションキャプチャーで人の仕草や癖を完コピさせたアシュラマンを造るだけですね。
参照元:GIGAZINE
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