暑い季節がまもなくやってくるが、扇風機にもこだわってみてはどうだろう。ポーランド人デザイナーのWitold Szostak氏がつくった「ブラック・ファン(Black Fan)」はハンドメイドのオリジナル扇風機。渋い外見だが、それもそのはず、メインのボディに使用されているのはなんと木だ。
流線型のファンに使用されているウェンジ・ウッドは非常に頑丈なことで知られる。そのボディを支えるのはステンレス製の脚で、角度の調節が可能になっている。プロペラはポリエステル系合成繊維で囲まれている。大きさは85cm×77cm×85cmとなかなかのサイズで、広い部屋でも十分役に立ちそうだ。落ち着いた外見ということもあり、シンプルな部屋での使用がとりわけ似合うに違いない。
話のタネにもなりそうな扇風機は、ポーランド南部の街・クラクフで制作活動に励んでいるWitold Szostak氏の「すべて手作りからなる特別なものを発表したい」という欲求から生まれた。ものづくりとして最上級の品質を追求しており、オリジナルでユニークな家具のデザインを続けている。
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