BMWが2013年7月29日(米国時間)、新しいサブブランド「i」の第1弾となる「BMW i3」のワールドプレミアを行った。BMWの電気自動車BMW i3は、大容量のリチウムイオン電池を搭載しながらも、アルミニウムや炭素繊維樹脂などを多用し、同クラスのエンジン使用車よりも軽量化に成功している。BMWでは次の5年で数十万台規模で電動駆動モデルを販売する計画を立てている。
ワールドプレミアに持ち込まれていたBMW i3は、ドイツ本国向けの仕様で、家庭用電源を使って約6時間でフル充電できる他、急速充電方式を使えば30分で電池容量の80%まで充電できる。満充電状態からの走行距離は130~160km。加えて、排気量650ccの2気筒の発電用エンジン(最高出力25kW)を搭載する「レンジエクステンダー」もオプションで用意されていて、走行距離は最大で300kmまで伸ばせる。
BMW i3のドイツでの価格は3万4950ユーロ(約450万6000円)で、レンジエクステンダー付きモデルは3万9450ユーロ(約510万7000円)となる。ちっとも「BMW」っぽくない電気自動車より、どう見てもBMWっぽい「X1」シリーズなら367万円からありますけど?
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