「BMWコンセプト M4 GTS」はウォーター・インジェクション・システムを搭載!

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未定 詳細なし

米カリフォルニア州で開催された「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」において、BMWは「コンセプト M4 GTS」を初公開しました。「M4 クーペ」をベースに、パフォーマンスとデザインを磨き挙げたコンセプト M4 GTSは、特別仕様車として市販化も予定されています。

新開発の「ウォーター・インジェクション・システム」採用

注目は、新開発の「ウォーター・インジェクション・システム」。システム自体は多くのレーシングカーで採用され(多くは禁止されています)てその有効性が実証済みであり、次世代技術として注目されているものの一つです。

今回採用されるのは、MotoGPシリーズのセーフティカーとして製作された「M4」で採用されたもので、約5Lのタンクに入った水を汲み出し、細かな霧状にしてインテークマニホールドの高圧空気に直接噴射して気化させます。

その結果、燃焼室の温度が下がって馬力とトルクが向上する、とBMWは説明しています。英エンジンチューナーのGMRが販売する「GMR600 アストン・マーティン V8 ヴァンテージ」にもすでに採用されています。

見た目のインパクトも大

その他のエクステリアも特別に変更され、OLED(有機発光ダイオード)を採用したテールランプ、無塗装のカーボンファイバー製のリアスポイラーは、手動による調節が可能。

カーボンファイバー強化プラスチック製のボンネットは、軽量化と低重心化が図られています。ホイールは、フロントが19インチ、リアは20インチと前後のサイズが異なり、見た目にも迫力満点。タイヤは前265/35 R19、後285/30 R20サイズのミシュラン製「スポーツ・カップ2」になっています。

市販化も期待出来る

このコンセプト M4 GTSは、「M4」のスペシャル・モデルとして、特別仕様車としての市販化も予定されているので今後の計画が楽しみです。

参照元:TopGear

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