BMW社の新ブランド「I」のエコスーパーカー、2015年型「BMWi8」は、他メーカーを圧倒する革新的なメカニズムを投入しており、「全てがユニークなクルマ」といわれている。 近未来的なシルエットのボディ構造にはBMWのカーボンファイバー強化樹脂(CFRP)素材、そして剛性の高いアルミニウム合金製の軽量シャシーを使っている。96kwの電気モーターで131馬力、そしてツインパワー·ターボ、3気筒、1.5リッターエンジンは、231馬力。総システム出力は362馬力となり、ビックリするほどでもない。
BMWi8はパラレル式プラグインハイブリッドを採用する電気スポーツカーであり、適切な走行状況と、一定の距離ならばモーターのみで走行することができ、約64km/hの日常的な街中走行では、ほぼ常にEVモードで走行可能だ。BMWは1ガロン(4リッター)あたり90マイル(約38km/ℓ)という燃費を発表している。
BMWi8の市販モデルはフランクフルトモーターショーで世界デビューを果たし、米での販売価格も13万5700ドル(約1352万円)となることが明らかにされた。実際に発売されるのは、来年の4月頃になるだろう。BMWではこのクルマをタウンカーとしており、スーパーカーではないという。1,300万円以上の価格でタウンカーと言われても。
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