女性の裸の写真だからといって、いやらしいわけではありません。

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白黒写真に映る風景。ある一枚は舞台がスキー場であることは一目瞭然で、リフトやスキーヤーがミニチュアだと気づいた人も少なくないはずだ。では、そのミニチュアが載せられている“土台”はいったい何なのか。見慣れている人はすぐに分かっただろう。“土台”=女性の裸体だ。

女性の裸体とミニチュアで創り出される芸術は『ボディスケープス・シリーズ』と呼ばれている。生みの親であるAllan Tegerは、突然スキーヤーが女性の胸を滑っている画が浮かんだことがきっかけであると述べている。芸術家の考えることは常人と似て非なるものかもしれない。

女性の裸を基にしながら、女体盛りのような、性的ないやらしさを感じることがないボディスケープス・シリーズ。人間の形、(女性ならではの)身体の丸み、スケールについて、新たな見方を提示してくれるのが芸術ということなのか。他の作品が見てみたい方はこちらからどうぞ。

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