玄関先に置いた容器に、この南京錠をかけておけば、荷物の再配達を依頼せずに済みます。米国発、不在時に配達された荷物を泥棒から守る『ボックスロック・ホーム(BoxLock Home)』が、クラウドファンディングサイト「キックスターター(Kickstarter)」において、人気を集めています。
必要なのは容器、Wi-Fi環境、専用アプリ。
荷物を届ける側にも受け取る側にも便利な『ボックスロック・ホーム』の仕組みはシンプルです。宅配員が玄関先の容器に付いている南京錠を手に取り、荷物に貼られたバーコードをスキャンすると、ハイテクな南京錠が外れます。容器の中に荷物を入れて、錠をかければ、配達完了となります。スキャンできるのは米Amazon、FedEx、UPS、USPSのバーコードです。
『ボックスロック・ホーム』を使うには、掛け金付きの容器だけでなく、Wi-Fi環境と専用アプリも必要です。バーコードをスキャンできる南京錠は、荷物が届けられると、スマートフォンに通知してくれます。また、アプリ上ではバーコードの作成・共有が可能です。家族や友達から借りたものを直接手渡せない時などに役立ちます。
現時点で日本には届けられないが・・・
キックスターターで公開された『ボックスロック・ホーム』の製品化プロジェクトには11月24日現在、3万8000ドル(約420万円)以上の支援が寄せられています。ハイテクな南京錠は現時点では米国、カナダ、豪州、英国にのみ届けられますが、配達ドライバーの負担増が社会問題になっていることを考えれば、近い将来の日本上陸も期待したいところです。
参照元:KICKSTARTER
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