ブリュッセル航空の欧州ネットワークが再び拡大します。ベルギーのフラッグキャリアは9月1日からブリュッセルと英国南西部ブリストルを結ぶ直行便を週6往復で再開設し、9月2日からはドイツ北部ハノーバー直行便も週5往復で再開設します。
ブリストルだけでなく、ハノーバーにもダイレクトで。
ブリュッセル航空がブリストル直行便を再開設することで、日本でもよく知られる覆面芸術家バンクシーの出身地に行く選択肢が増えます。ブリストルの魅力の一つ、ストリートアートに隠されたバンクシーの作品の数々を見つけたら、街のランドマークであるクリフトン吊り橋も目に焼き付けたいところ。街を流れる川での船旅で1864年に完成した吊り橋を見上げることも可能です。
ブリュッセルからハノーバーまでダイレクトで行けるのは、ビジネス客にはグッドニュースでしょう。ハノーバーはドイツと欧州のほぼ中央に位置する商工業都市。国際産業技術見本市が毎年開かれており、ブリュッセル航空の親会社ルフトハンザもフランクフルトとミュンヘンから直行便を運航中。一仕事終えたら、ヘレンハウゼン庭園などを散策し、リフレッシュしてみてはどうでしょう。
10月下旬からは早くも2路線の増便が実施される。
ブリュッセル航空がブリストル線とハノーバー線から一時撤退した原因は、実際に運航を行っていた地域航空会社の破綻。今回の運航会社はアイルランドのダブリンに本拠を置くシティジェットで、CRJ900型機を使用します。10月27日からはブリストル直行便が週12往復、ハノーバー直行便が週6往復に増便され、2都市へのアクセスがより一層便利になります。
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