米国・サンフランシスコのデザインプロジェクト、「ブリッジ(Brydge)」は、アップル社のiPadのノートパソコン化を目指している。プロジェクト名をそのままに、ブリッジオリジナルのキーボードとタブレットを融合させる試みは、実用化に向けての最終段階に入っている。
「タイム」や「ニューヨーク・タイムス」紙も注目しているブリッジ(Brydge)。MacBookと変わらない薄さを実現しているが、アップルユーザーの好みもきちんと押さえている。洗練されたデザインを好む彼らは、アルミニウム製のキーボードとiPadが高次元で融合しているように感じるはずだ。
アップルのタブレットとブリッジ(Brydge)を結びつける”鍵”は、新案特許出願中のちょうつがいだろう。取り付けは簡単で、角度の調整は自由自在だ。持ち運びは簡単で、カフェで仕事をする際も、部屋で映画を見る際も、まるでノートパソコンのように使用できる。もちろんタッチパネルという決定的な違いはあるが。また閉じてしまえば、iPadもオリジナルキーボードも自動的にスリープする。
ブリッジ(Brydge)は、デザインの練り直しやマシンテストを経て、現在はKICKSTARTERのサイト上で、2012年10月をメドとしたプレオーダーを受け付けている。スピーカー無しであれば、170ドルからとなっている。日本にも発送できるようなので、気になった方は是非。
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