キッチンツールが奏でるおいしいサウンド

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人間の本能であり三代欲求でもある「食」とは、味、香り、感触、見た目と、センスをフルに使うべく芸術のようでもある。そして「食」は五感に訴えるとよく言うが、若干足りないものがある。それは「音」である。ステーキが焼ける、湯が沸く、生卵を割ってボールに流し入れる、これら全てに独特の音が宿っているのだが、思うに単発的。

完成した料理にリンクするよう、プロセスを音にしたのがこのオーブン「C-Orby Composer Cooker (サウンド・オーブン)」。ちなみに非常に似ているが「ゲットだぜ!」のあのボールではない。

C-Orby Composer Cookerは、焼いている間に音楽を奏でる。だが、よくあるプリインストールされたメロディが自動的に鳴るとか単純なものではない。内蔵された匂いセンサーから感知された「香り」を音楽に変換する、毎回完全なオリジナルサウンドなのだ。早い話が、匂いからそれに合う素敵なメロディを作曲して奏でてくれるのだ。

裏技っぽい使い方としては、楽曲のアイデアが欲しい人など、C-Orby Composer Cookerで肉でも野菜でも焼いてみることで、何かヒントになるような異色のメロが手に入るかもしれない。

 

gigamen_C-Orby_Composer_Cooker03

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