日本にも今年再上陸してブームになっているが、タコベルはアメリカに本社を大手のファストフードのチェーン店。メキシコ人はあまり食べないであろうメキシコ料理風のメニューが人気のこのお店で、新しいデザートメニューが生まれようとしている。
アメリカ人でもちょっと引いてしまいそうなデザートなので、カリフォルニア州でテスト試行がされていたが、この都度国内全店で食べられることになった。7月2日からアメリカ全土で入手可能となる。
パイロット試験に合格したこの奇抜な色のデザートとは?
その名は「Cap’n Crunch Delights(キャプテン・クランチ・ディライト)」。簡単に説明すると「派手な見かけの球形ミニ揚げドーナツ」。中にアイシングが入っており、生地がピンクで外側がアメリカの有名シリアル「Cap’n Crunch Berries」をクラッシュしたクラストでコーティングされている。
しかしこのCap’n Crunch Berriesは、派手な色が有名。PRによると、こども時代に帰りたい人をターゲットに作ったのだそう。そう、このシリアルは、アメリカ人が見るとちょっとノスタルジックな気分にさせてしまうのだ。
カロリーが。
がぶりと半分かじると、とろ~っと甘いアイシングのクリームが出てくる。「カロリー爆弾」と呼ぶ人もいるが、アメリカ人で朝はドーナツから始まる人は結構多いので、そんなにすごくもない。シリアルがまぶしてあるクリームドーナツと考えればなんてことはない。
人口調味料、合成着色料は?
タコベルやピザハット他、多くのアメリカのFood serviceが最近人口調味料を完全に排除するという発表をしたばかり。このCap’n Crunch Delightsを見る限り、バリバリに使われているような気がするのだが。
答えは「もっちろん!」タコベルによるとこれは他社の製品を使っているので例外であるとのことで、たくさんArtificial flavor(人口調味料)が入ることになる。 その他にも着色料や風味、異性化糖(高果糖コーンシロップ)が入るそう。
Cap’n Crunch Berriesの色合い、そしてこのミステリアスなピンク色。よく考えてみると、ちょっとこの派手派手加減は実はメキシコっぽいイメージも無いことはない。
はて、本場メキシコ人はキャプテンクランチを食べるのか?など考えるとキリが無いので、とりあえずアメリカに来た際には是非お試しあれ。
参照元:Consumerist