今日は彼女とのデート、久しぶりの映画だ!チケットを購入し、指定された座席は超ラッキーど真ん中。大迫力で楽しめると、ホクホクしてシアターに向かう。そして扉を開けた時の、音が吸い込まれていくような独特な感覚が、何とも言えずに気持ちを高めてくれる。「今日は手をつなぎながら観ちゃおうかな」そんなよからぬことも想像して…。
少し長めのスロープを上がると、目前には白い巨大なスクリーンが見えてくる。もう、気分は開演前から最高潮だ。「えっと、座席はどこかな?」そう思って、席を見上げると…。なんとそこには、屈強なオニイサンたちがズラリ。背筋が寒くなるような視線を静かにこっちに向けている。空いているところは、チケットに書かれている特等席。そう、ど真ん中なのだ。たどり着くには、その強面の男たちを、またぐようにして進まなければ、席にたどり着くことが出来ない。
そんなとき「アナタナラドウスル?」
これは、世界有数のビールメーカー「カールスバーグ (Carlsberg)」が企画したドッキリ!怖じ気づいてしまった者には何もないが、勇気を出してたどり着いた者には、会場にいる男達から、惜しみない喝采と本品のカールスバーグビールが贈られるというもの。
さて、あなたならこのオニイサン達を目の前にして、彼女に「漢」をみせることが出来るだろうか。
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