英国の小規模自動車メーカーであるケーターハムカーズ(Caterham Cars)のサイトをぜひご覧ください。この一見クラッシックカーのようなデザイン。カラフルなボディーカラーはオモチャみたいにも見えますが、「ケーターハムセブン (Caterham Seven)」というクルマはただものではありません。
ケーターハムカーズ(Caterham Cars)は、1973年、サリー州ケイタラムに設立され、ロータス・カーズから生産権を引き継いだ軽量スポーツカー、セブン (Seven)の生産と販売を行っています。ロータス・カーズは自社のセブン (Seven)の生産中止を決定した際に、同車の製造権をロータス・カーズから取得し、生産を開始。これも単なるレプリカではなくて、現在に至るまで、エンジンや前後サスペンション等に独自の小変更を加えながら、ケーターハムセブンの名で同社の主力製品として生産、販売を続けています。
他のスーパーカーと違い、一切の快適装備を排除して軽量ボディで走りに徹しているこのケーターハムセブン。搭載するエンジンは各種用意されているが、パワフルとは思えない小排気量のものがほとんど。にもかかわらず、500kgそこそこの車両重量で、大排気量のスーパーカーをしのぎます。販売価格も400万円台からと、意外とお買い得。
さらに、日本のスズキ製軽自動車用エンジンを搭載する「セブン160」および「セブン165」を発売した。パフォーマンス詳細は、最大出力81ps/7000rpm、最大トルク10.9kgm/3400rpm。、0-100km/h加速が6.9秒、最高速は160km/hに達する。日本での発売は未定ながら欧州での価格は240万円から340円台という低価格だ。
これがそれなりの価格で日本発売になれば、軽自動車のエンジンで、「86」や「GTR」を追いかけ回せるに違いない。