「海のシルクロード」の始点である「緑の街」への道が開けました。香港のキャセイドラゴン航空は1月中旬、香港と中国南部の南寧を結ぶ直行便を週4往復(月・水・金・土)で開設しました。
亜熱帯の「緑の街」、観光客の人気が高い場所は・・・
キャセイドラゴン航空が乗り入れを開始した南寧は、ベトナムと国境を接する広西チワン族自治区の首府です。広西チワン族自治区は「海のシルクロード」発祥の地で、中国が現代版シルクロードと位置付ける「一帯一路」構想において重要な役割を果たしています。香港と南寧を結ぶノンストップ便を運航しているのはキャセイドラゴンのみです。
亜熱帯に位置し、冬も比較的暖かい南寧は「緑の街」と呼ばれています。観光客の人気が特に高いスポットは自然豊かな景勝、青秀山です。市内の金花茶公園や広西民族博物館にも多くの人が足を運んでいます。南寧の北東340キロには中国有数の観光都市、桂林があります。山水画のような美しい景色が広がる都市にはキャセイドラゴン航空が既に就航しています。
香港から南寧までのフライトは2時間かからない。
香港=南寧直行便のフライト時間は片道約1時間45分。運航機材はエアバスA320型機。キャセイドラゴン航空とその親会社であるキャセイパシフィック航空は1月現在、拠点である香港国際空港から中国本土24都市に乗り入れています。
参照元;CATHAY PACIFIC
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