フィリピンの格安航空会社(LCC)の新しい就航地点は、世界的に有名な場所ではありませんが、国内屈指の美しい島です。セブパシフィック航空は4月1日からマニラとマリンドゥケ島を結ぶ定期便を開設し、週3往復(月・水・土)で運航します。
車とフェリーで7時間が一気に1時間に短縮。
マニラとマリンドゥケ島を結ぶ定期便の運航開始により、マニラからフィリピンでも指折りの美しい島へのアクセスが大きく改善されます。従来の所要時間は車とフェリーで7時間でしたが、セブパシフィック便(運航航空会社は子会社のセブゴー)なら1時間。しかも飛行機(ATR機)はフェリーほど悪天候の影響を受けないと考えられます。
マリンドゥケ島が島外から最も注目を集めるイベントは、イエス・キリストの復活を祝うイースター前日までの一週間に毎年開かれるモリオネス祭。はりつけにされたイエスの体を槍で突き刺した後、キリスト教に改宗した聖ロンギヌスの物語が再現されます。白い砂浜が広がるビーチや海洋生物に富む近隣の小島もマリンドゥケ島が誇る観光資源です。
LCCはマリンドゥケ島でのエコツーリズムの成長を見込む。
マリンドゥケ島はセブパシフィックのフィリピン37番目の就航地点になります。LCCは今後マリンドゥケ島でのエコツーリズムの成長を見込み、マニラからの定期便を開設したとみられます。日本ではほとんど知られていない、自然豊かでのどかな島に興味がある人は「Marinduque」を検索してみてはいかがでしょうか。
参照元:cebu pacific
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