CES 2017 注目のガジェット大集合!【Part 1】、CES 2017 注目のガジェット大集合!【Part 2】に続く、最終編の今回CES 2017 注目のガジェット大集合!【Part 3】では、CES 2017で特に話題となった最後の10製品をご紹介します。買いたいガジェットリストに加える製品を物色中の方は、ぜひご参照ください。
コンセプトカー「Chrysler Portal Concept」
クライスラーから「未来のミニバン」が登場です。ファミリーカーのコンセプトを覆す未来的なクールな仕上がりとなっています。電動・電子テクノロジーを採用することで、より大きなインテリアスペースを確保することができ、快適な乗り心地を実感できます。座席をフラットに倒したり、起こしたりすることができ、また前後にスライドさせることで好きな場所にスペースをつくり出すことができます。エクステリアで目立つのはやはりLEDライティングの採用。車をフレーミングするように優しいライトが浮かびあがります。また、グループセルフィーが撮影できるカメラ付きのフルパノラマビューのルーフトップを採用していたりと、ドライブがより楽しくなる工夫が満載です。
ヘッドフォン「Outdoor Tech Rhinos Headphones」
130ドルと比較的安価で、頑丈、そしてワイヤレスという3つの魅力がつまったRhinos Headphones。IPX6(耐水形規格認定)で強い噴流水にも耐えられる頑丈さです。マイク内蔵で、ODT Audioアプリを使えばトランシーバーとしても使えます。
マルチディスプレイラップトップ「Razer Project Valerie」
マルチディスプレイと言えばデスクトップですが、Razerはマルチディスプレイを備えたラップトップのコンセプトモデルを開発・発表しました。17インチの4K IGZOディスプレイで、2つのディスプレイがメインディスプレイ部分から左右にスライドして現れます。Nvidiaサラウンドテクノロジーを採用しており、ゲーミングラップトップとしての地位を固めたいものと見られます。
フラッシュドライブ「SanDisk Extreme PRO USB 3.1 Solid State Flash Drive」
SanDiskから登場したこの製品は、最速のフラッシュドライブと言われています。読み込みスピードは最大420MBで、書き出しスピードは最大380MB、 USB 3.1ポートを使用して2時間の4K動画を送信する場合にかかる時間はわずか15秒という驚異のフラッシュドライブです。128GB(80米ドル)と256GB(180米ドル)の2種類が発売される予定です。
ターンテーブル「Technics Grand Class SL-1200GR」
TechnicsのGrand Class SL-1200GRターンテーブルは、前機SL-1200Gと比べるとシンプルな美しさが際立ちます。そしてより軽量でより低価格(前機のおよそ半額との噂も!)なため、ミニマル派のDJにぴったりのエントリ機です。
イヤフォン「Echobox Nomad」
EchoboxのNomad N1は、ドイツ製のPEEKダイナミックドライバを搭載、エルゴノミックデザインで快適な使用感で、取り替え可能なアコースティックフィルタで自分好みの音質をチューニングすることができます。イヤーパッドは体温で温められると膨張するため、自分の耳の形にぴったりフィットし外部の音をしっかり遮ります。
コンセプトカー「Honda NeuV」
日本からのもう一つのエントリがこのHondaのコンセプトカーNeuVです。ドライバーの感情をくみ取ったうえで音楽を再生したり、ドライバーのムードをみて様々な演出・判断をしてくれるエモーション・インテリジェンスを搭載しています。ライドシェアリングプログラム導入のため、自分が使用していないときにはちょっとしたお小遣い稼ぎも。
カメラフィルム「Ektachrome Film」
アナログ写真人気の後押しもあって、2012年に発売が終了したKodakのEktachromeフィルムが復活すると発表されました。プロ用のフィルムで、カラーバランスが最も調整がとれた状態で出荷されるEktachromeの新バージョンであるEktachrome 35mmフィルムは年内には発売されるそうです。
VRデバイス「HTC Vive Tracker」
HTCのVive VRシステム対応のVive Trackerは、例えば野球のバット、テニスラケット、モデルガン、剣などに簡単に取り付けることができる仮想体験を楽しむための小さなデバイスです。現時点で楽しめるゲームやVR体験は限られているそうですが、年内にはより多くのエンターテイメントを提供できるようになるとのこと、期待大のガジェットです。
スマートホームアシスタント「LG Hub Robot」
Amazon EchoやGoogle Homeはホームアシスタントとしては優秀ですが、そのスピーカーのような見た目から、「コネクトしている(つながっている)」気分になれないと感じているユーザも多いそうです。LGのHub Robotはロボットの顔(目)がついたホームアシスタントで、言葉が聞こえる方向に顔を向けるほか、豊かな表情を持つという一面も。顔部分のディスプレイに画像や動画を映し出すことも可能です。Amazon Alexa搭載のHub Robotの発売日は未定ですが、注目度大の製品の一つです。
就寝時、仕事中、休憩時、食事の際、運動時と、私たちの生活にテクノロジーは欠かせないものとなりました。今回のCES 2017でも、大きなものから小さなもの、趣味のものから実用的なものまで幅広く紹介されました。留まることを知らないテクノロジーの進化は今後も続き、また2018年のCESでもあっと驚く製品が登場することでしょう。
参照元:Gear Patrol