デジタルディバイズの進化はウェアラブルへとむかっているようである。Appleがリストウィッチ型ディバイスを出すという噂、あるいはgoogleはすでにグラス型を汎用化させている。
体と椅子を同化させる発想とは
「Chairless Chair(椅子なき椅子)」とは?さながら禅問答のようでもあるが、フューチャリスティックな予感がするウェアラブルな椅子である。使い方は主に下半身にベルトとフレームが一体となったパーツを巻くだけで完了。
何かに腰かけるように中腰になると、まさに「椅子なき椅子」で体が支えられるのである。
例えば工場のラインなどで働く場合、立ちっぱなしだったり作業時の形状により腰に負担がかかる。あるいは腰痛があったり、長い間同じ姿勢で作業する場合もあるかと思う。
そこでChairless Chairを使う…いや身につけている場合、角度高さなどの調整や場所を選ばずに、椅子に座っている状態を得られるわけである。しかも通常の動作の妨げにはならない。ちなみに現在の仕様では6Vバッテリーで24時間連続稼働するとのこと。
現在はまだプロトのため重さ数キロあるが、今後改良が進みさらに軽い素材での生産が可能となれば、人間の活動範囲をさらに広げてくれるかもしれない。
参照元:Damn Geeky
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