中国のCheerDots(チアドッツ)社は1月、プレゼンや会議で役立つエアマウス「Cheerdots 2」の先行販売プロジェクトを米国のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で成功させましたが、3月までに支援者に届けるとするスケジュールが不透明になっています。
マウスにAI搭載、録音&文字起こし&要約可
「Cheerdots 2」はベーシック版とアドバンス版から選べます。共通しているのはプレゼンツール機能で、マウスカーソルを強調するスポットライト・インジケーターライト機能を備えているほか、レーザーポインターとしても使えます。
アドバンス版はプレゼンツールに加え、ボイスレコーダー機能も搭載しています。ChatGPTに対応しているので、録音だけでなく、その文字起こしや要約も行ってくれます。ただし会議の振り返りで便利な機能を使い続けるには、ChatGPTのサブスクプランに加入する必要があります。
活動情報が一切更新されず。過去のPJでも…
CheerDots(実行者)は「Cheerdots 2」の先行販売PJで1077人から10.2万ドル(約1500万円)を集めましたが、活動情報は2月末以来更新されず(3月26日時点)、コメント欄は支援者からの「いつ届くのか」「返信がない」「詐欺」といったコメントで「炎上」しています。
日本からも51人が支援したPJですが、実行者がすぐに誠意ある対応を取るかは不透明です。というのも、22年4月成立の多機能タッチパッド「CheerTok」先行販売PJも、コメント欄を読む限り、発送の遅れ、カスタマーサポートの不親切さ、製品の低い質が問題視されています。
<参考元>Kickstarter
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