香港発、Bluetoothスピーカーにもランタンにもモバイルバッテリーにもなる多機能ポータブル扇風機「ChillZ Pro」の先行販売プロジェクトが今夏、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で成立しました。
とにかく涼しくしたい時は、水道水を入れればOK
まずポータブル扇風機としての「ChillZ Pro」の機能を見ていきます。多量の冷風を送れるだけでなく、より涼しさを得たい時のために、ミストを含んだより冷えた風も送れます。
扇風機上部のタンクに水道水を注ぎ、風にミストを含ませれば、わずか10分で空気の温度を約10度も下げられます。炎天下のアウトドアテーブルで使う時は水道水に氷を加えると良いでしょう。
3段階風量調節・150度スイング機能も備えるポータブル扇風機は夏以外の季節にも使えるのが魅力です。下部には「スマホのスピーカーでは物足りない」という人にうってつけのBluetoothスピーカー、上部には夜のアウトドアや停電時に役立つランタンが備わっています。
モバイルバッテリーは超大容量。気になる重さは…
「ChillZ Pro」のモバイルバッテリーとしての実力も見てみます。20000mAhの容量、USB-Cポート2口、USB-Aポート1口を備え、「iPhone 13 Pro Max」なら4回、「AirPods Pro」なら38回も充電できます。大容量バッテリーにより、扇風機は最大120時間も使えます。
気になる重さは1.3kgで、多くの人が許容範囲とみなしそうなポータブル扇風機の先行販売プロジェクトは、廉価版の「ChillZ」と合わせ、1382人から支援を得ました。9月中旬現在は米クラファン「Indiegogo」で支援できます。
扇風機とモバイルバッテリーのパワフルさが印象的な4-IN-1ですが、次の夏がやってくる前の日本上陸に密かに期待したいところです。
<参考元>Kickstarter