今回は、人間とチンパンジーのDNAが本当に99%も一致するのか!?というミステリーについて取り上げます。
遺伝子・染色体・DNA、どこから突っ込むかっ!?
まず、チンパンジーの話をする前に人間とバナナのDNAを比べると50%も一致しちゃうってことに驚いて下さい。
また、個人的な印象としてチンパンジーの赤ちゃんよりかは犬とか狐の赤ちゃんの方が見ていてカワイイなぁ~と興奮してしまうのですが、遺伝子的に離れているからなのでしょうか?それともただ単に私の好みが影響しているだけなのでしょうか?
なお、今回のミステリーのポイントはズバリ!人間とチンパンジーそれぞれ片方にしかない大きく異なるゲノム部分を切り捨てたコーディング領域(アミノ酸配列が記述されている部分)の99%が一致するみたいです。
つまり、普通に考えれば切り捨てた部分が不一致として計算されるので一致率は大幅に下がり、結局のところ人間とチンパンジーの遺伝子的な共通部分は約75%という結果になります。
そもそも、染色体の数が違うのに99%一致とはどういうことだ?と思っておりましたが、やはりここにも数字のトリックが隠されていた様ですね。
ただ、こんな数え方をしていては人間とチンパンジーの違いが例え1%でも、佐藤さんと鈴木さんを比べた時に2%違っちゃった~みたいなことも起こりうると思いませんか?
今後、その様な事態を避ける為にも形態に関与してる部分と関与していない部分をシッカリ分けた上で詳細なマッピングを施すなどして、数字の説得力をより向上させてほしい!!と切に願ってしまいます。
参照元:Gigazine
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