趣味やその環境に魅了され海の近くに住みたいと思っている人は多いかもしれない。いや、もうこんな生活とっととやめて無人島に住みたいとかになると、ディープな方向に話が違ってきそうだが。
まあ通常考える無人島というのはロビンソン・クルーソー準拠でテントで暮らし自給自足がデフォなのだが、米ロードアイランドのナラガンセット湾には究極の無人島住宅がある。地元では”岩の上の一軒家”として知られる、通称「Clingstone(クリンストン)」がまさにそれだ。Clingstoneは1961年に建築家兼リフォーム業のヘンリー・ウッド氏と元妻が$3,600で購入するまで、20年もの間ほぼ廃墟と化していた。それから40年の月日をかけて水回りを整え、壁や床を張り替え、天井にシーリングファンをつけ…とリフォームをライフワークとしてきた結果、今では誰もがうらやむ別荘へと姿を変えた。
時に人に貸したりもするが、週末はほぼ360度海が見えるこのClingstoneで、家族と過ごしているという羨ましい話ではある。
この記事をシェア