ノルウェイのメーカー「Unikia」が、ランチボックスの軽さと省スペースに挑戦した。その結果がこの「Compleat Foodskin (コンプリートフードスキン)」だ。これより軽く、スペースを取らないランチボックスを作ることは、おそらく不可能だろう。
Compleat Foodskinは、ちょうどノートパソコンのような見た目だ。下側にはプラスチックの板があり、それと対になった蓋がヒンジで繋がっている。この蓋の部分は、プラスチックの枠にシリコンのシートが張られたもの。下側の板と蓋の間に食べ物を挟み込むと、シリコンのシートが食べ物を柔らかく押さえ込んでくれるというわけだ。ランチボックスと言うよりは、ランチバッグとでも言った方がいいかもしれない。中に何も入れない状態だと、1枚のフラットな板のようになる。だから食べ終わった後、カバンの中が嵩張らなくていい。
基本的にパンやサンドイッチを入れることしか想定していないのは、ヨーロッパのメーカーだけに仕方ないのかも。また、カバンに入れた時に、他の物に押しつぶされやすいことも難点かもしれない。しかし、それでもCompleat Foodskin (コンプリートフードスキン)の軽さとスマートさは魅力的だ。
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