車椅子ユーザーの問題で、ある有名人のツイッターから火が付き、厚生労働大臣がコメントするまでに至った騒動がある。この騒動についての個人的見解等は避けよう。しかしこのガジェットがあれば、その騒動は起きなかっただろう。
「Convertible Ramp (コンバーチブル・ランプ)」は階段に装着して使用するスロープだ。取り付けられているレバーを引くと、動く歩道に早変わり。後は車椅子を載せれば、楽々階段を登る事が出来るというわけだ。これがあれば、エレベーターのない環境でも車椅子で楽々移動する事ができるのだ。ある有名人と飲食店のトラブルも、Convertible Rampがあれば防ぐ事が出来たかもしれない。
バリアフリー社会が理想である事は間違いないが、まだまだ整備されていない現状がある。建物をバリアフリー化するためには高額な資金が必要となり、なかなか進んでいかないのである。Convertible Rampは安価で、持ち運びが出来るでのから、進まぬバリアフリーに一石を投じるガジェットになるだろう。
Convertible Rampは現在鋭意開発中。形になるのはもう少し先になる模様だ。
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