今更ながらだがビジネスバッグの基本は「軽い」「丈夫」「機能性」ではないだろうか。いつの頃からか、PCを持ち歩くことがあたりまえになって以来、もはやデザインとか好みなどは追いやられてしまっている。
たまにはこだわってみるのもいいじゃないか
一生モノという言葉があるが、それに該当するのが全てハイブランドでなくてもよい。自分が気に入った、つくりのしっかりしたモノであれば、一緒に年を重ねていく楽しみがある。
古典的なシルエット、野菜染のレザー、ブラスの留め具と「Cravar(クレーバー)」の製品は往年のビジネスバッグの様式美を完璧に満たしている。
Cravarのバッグはラインが多いわけではない。主に3つのシリーズから構成されている。一般的なブリーフケースのAlpha、プライベートでも使えそうなフィールドバッグのF.C.、そしてPCバッグのC.O.である。
その魅力はなんといっても色づかい。これがナイロン製のバッグとの決定的な違いだ。手間をかけて染められたレザーが光を反射して鈍く輝く。この輝きの中にあるどっしりとした重厚感こそがなんと所有欲をかきたてる。
確かに終日持ち歩くとすれば、ナイロン製の方が効率的である。だがたまにはバッグを開け閉めする時の感触に、遊びココロを足してみるのもいい。
参照元:Cravar
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