米国セントラル・スタンダード・タイミングは「世界一薄い腕時計」という触れ込みの『CST-01』の試作品を完成させた。0.8mmの極薄時計はブレスレットの要領で装着し、時間と分だけが表示されるシンプルなものだ。
CST-01は「腕時計に最低限の機能しか求めていない」人にぴったりだ。ネットに接続することもなく、特殊なセンサーもない。文字盤のデザインが特異なこだわりがあるわけでもない(デジタル表示は電子インクディスプレイを採用)。充電は専用の機器を使用し、10分で1カ月持つとのこと。現在はKickstarterで製品化への寄付を募っている。
余談になるがCST-01は「クレジットカード並みの薄さ」と紹介されている。技術的に今すぐとはいかないかもしれないが、腕時計をかざすだけで決済ができるかもしれない。「世界一(の薄さ)」という響きは、より便利になる未来への想像をかきたてる。
この記事をシェア