【動画】アメリカの先端企業が、アスキーアートを復活させた

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Teehan+Laxというアメリカの会社は、ハイテク関連の様々なアイディアを実用化する先端企業の1つ。そこの研究室で、今、アスキーアートが盛り上がっている。

コンピュータの画面上に文字で絵を描くというアスキーアートは、パソコンがまだ低速だった時代の遺物。画像や動画が瞬時に読み込めるようになった今、ほぼ絶滅したと言っていい。そんなアスキーアートに命を吹き込もうとしているのが、Teehan+Lax社の技術者たちだ。

彼らが開発した「D.I.G.I.T.」は、壁掛け型のディスプレイ。カメラが内蔵されていて、ディスプレイの前に例えば手をかざすと、手の形がリアルタイムでアスキーアートとして映し出される。もちろん、手以外の何でもいいわけだ。ドーナツでもコーヒーカップでも、内蔵カメラに写った物は全てD.I.G.I.T.がアスキーアートに変換して映し出す。

Teehan+Laxの技術者たちは、今、このD.I.G.I.T.の大型化を考えている。現在はテレビスクリーン程度の大きさだが、これを等身大にして、人間の姿でアスキーアートを作ろうという目論みだ。残念ながら、販売される予定は今のところない。

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