今回は、オランダでスタートしたデータセンターのサーバー廃熱を有効に活用する「データ暖房(Data furnaces)」について取り上げます。
でもこれ、日本の夏をしのげるのでしょうか?
データ暖房の仕組みをザックリと例えてしまうならば、焼却熱を使用して温水プールを運用するイメージに近いと思われます。
ついでにお風呂でも沸かしましょうか?とまではいかないのかもしれませんが、それでも大変画期的なプロダクトであることに違いありません。
ただ気になるのが、データセンターの海水安定剤って一体どうしているのでしょうか?あと、温度調整とか暖房の要らない時期に止めたりできるのでしょうか?
なにしろ日本の場合は、夏になると冷房が欲しくなります。その点、緯度が高い北欧なら冷房を使う頻度が日本ほど少ない反面、暖房のコストがお高いのでピッタリ適していると思います。
とりあえず今のところは、年中暖房が必要な地域じゃなきゃ需要がなさそうですね。さぁそうなると、やはり冷房バージョンも登場してくれないと満足できません。
その他、電源や回線ほかセキュリティーに関する課題を今後クリアしていかなければならないでしょう。あとこれ、電気代すら要らなくなれば本当に無料ですよね。
参照元:WIRED JP
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