靴に触れないで靴紐をきつくできるのも、足の裏が冷えてくると靴底が温かくなるのも、現実の話です。Bluetooth対応の高機能スニーカー『ディジットソール・スマートシュー』の製品化プロジェクトが米国のクラウドファンディングサイトで9万ドル以上を調達しています(6月13日時点)。
泥除けはスマホで動き、靴底は温度調節可。
靴紐がない『ディジットソール・スマートシュー』。スニーカーを履き、スマホの画面をタッチすると、タン(泥除け)が足を固定するように下がります。タンを上げる時も画面をタッチするだけ。また、高機能スニーカーは自動温度調節装置を内蔵しています。靴底の温度があらかじめセットした温度を下回ると、暖房装置が起動し、ユーザーが設定した温度に達するまで温めます。
『ディジットソール・スマートシュー』に内蔵されているセンサーは、歩数、歩いた距離、歩くスピード、消費カロリーなどを計測します。これらのデータはBluetoothで送信され、スマホで確認できます。更にハイテクなフットウェアはセンサーが集めたデータを基に、効率的な歩き方、疲れを軽減させる歩き方、怪我しにくい歩き方を勧めてくれます。
目標の倍近くに上る金額を調達。
「キックスターター」で立ち上がった『ディジットソール・スマートシュー』プロジェクトの支援者は400人を突破し、調達金額は目標の2倍近い9万3000ドル(約1020万円)以上に達しました(6月13日時点)。支援者数と調達金額から高機能フットウェアを欲しいと思う人がいかに多いかが分かります。
参照元:KICKSTARTER
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