ハーバード大学の分子遺伝学者「ジョージ・チャーチ」氏とその研究グループはゲノム工学に関する本を遺伝子構成要素のコードに置き換えることに成功しました。そして「1冊の本をDNA分子にコード化」する事に成功したのです。内容は5万3426語と11個の図がある分厚いものとなっています。
DNAはアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)の4種類塩基から配列を作り遺伝情報を決定します。チャージ教授らはこの情報を2進数に置き換え,5万3426語をすべてコード化することに成功したのです。チャーチ教授は「1冊の本をDNA分子にコード化する事により、DNA分子を資料保管する事ができるようになる」と話します。そして「多角的にDNAを使用することが可能となる」と話しています。
「アタシに難しい話は良くわからないのですけれど」とお嘆きの皆さん。簡単に言うと「遺伝情報を司るDNA分子を資料保存する事に成功した」と言う事なのです。遺伝に関する情報が確認できたり、DNA分子をあらゆる場面で利用できるようになるかもしれない、と言うのです。DNAを使用したセキュリティシステムなどへの利用が期待されており、この技術が世界で今注目されています。
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