僕らの少年時代、誰もが読んでいたDRAGON BALL Z!ラディッツが攻めてきて悟空が宇宙人だとわかったときの驚愕、ベジータとの死闘、ナメック星でのめくるめく戦い!
次々に出てくる強い敵を厳しい修行で乗り越えていく姿勢は、忙しい毎日に流されてしまいがちな男性たちの心にアツい気持ちを蘇らせてくれるはずだ。
昔なつかしのDragon Ball Zの表紙。絵はそのままで、文字だけ英語になっている!
そんなDRAGON BALL Z。今では世界24か国で翻訳されてアニメが放映され、英語版のマンガがAMAZONで簡単に手に入ることは意外に知られていない。もちろん、逆輸入の分、ペーパーバック版だと1000円前後と割高になってしまう部分もある。しかし、それを補ってあまりある効果も期待できるのだ。
第一に、もともと内容もわかっていて、しかも絵がついているので、単語の意味が推測できるということ。これは、TOEICなどの英語試験にも即使えるスキルだ。2000円も3000円も出して結局積読(ツンドク)本になっていまう参考書を買うよりは、確実に飽きずに最後まで読めるのだ。
第二に、使える会話文がそのまま手に入ること。たとえば、魔導士バビディに身体を支配されたベジータが言った名言。
「体と心は支配されても誇りだけは思い通りにならんぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」は、英語版では「You can take control of my mind and my body, but there is one thing a Saiyan always keep… his PRIDE!」というセリフになる。
これで、take control of ~「~を支配する」という英熟語が身につくだけでなく、イラつく上司に明日すぐに使える(?)フレーズが手に入るのだ。
そして第三に、やはりアツい気持ちを蘇らせてくれること。「I’m getting excited!(オラ、ワクワクしてきたぞ!」という昔の気持ちを思い出せば、メンドくさい英語の勉強も簡単に乗り越えられるのだ。
おすすめな読み方は、「貧乏買い」。Kindle版だと400円前後と、大人買いもできるかもしれない。しかし、一冊読み終わったら次の一冊を買うという貧乏買いのほうが、来週の少年ジャンプが楽しみでしかたなかったあのころを思い出せるかもしれない。
参照元:Dragon Ball