「Drop(ドロップ)」は、言ってみればクッキング用の電子計量器。つまり重さを量るものだ。だがそれだけなら、ここでわざわざ紹介したりはしない。こいつの本当の凄さは、iPadにつながるということにある。電子計量器とiPadがつながると何が起きるか?焼き菓子作りが、さまざまな面で、革新的に楽になるのだ。
ボウル1つあればいい
まず、Dropを使うと、ボウル1つでほとんどのものが作れるようになる。まず空のボウルを計量器に載せ、iPadの画面の指示にしたがって材料を順番に加えていけばいい。
それぞれの材料がどの程度の量入ったかは、iPadがリアルタイムで知らせてくれるので、目分量で入れても正しい量ピッタリに入れることができる。計量カップなどを使う必要がないので、洗い物は極端に減る。
分量計算はおまかせ
もう1つのDropの凄さは、面倒な計算をやってくれる点にある。4人分のレシピを3人分にする時に、すべての材料が単純に4分の3にすればいい、というわけでもないのがやっかいなのだが、その辺も含めてIPadがちゃんと計算してくれる。
それに、例えば、「何人分になるかは知らないが、とにかく残っている小麦粉を全部使って作りたいのだ」というリクエストにも対応してもらえる。
代替の材料を提案
作り始めたはいいけれど、途中で牛乳が足りなかった、なんてことはよくある。そんな時、このDropに相談してみよう。ボタン1つで、代替案を示してくれるはずだ。
iPadと連携させた電子計量器。こいつが男のお菓子作りを、スマートに、強力にアシスタントしてくれるわけだ。
参照元: Drop
この記事をシェア