一人暮らしをしている人にとって、目覚まし時計は無くてはならい物のはず。毎朝決まった時間になると、初めは小さく控えめに、そしてだんだんその音は勢いを増し、最後は絶叫する。ピピピピというオーソドックスな音から、芸能人の声で起こしてくれるもの。音が鳴り出すと同時に、時計自身が動き出すキワモノものまで。
種類は様々だが、不愉快な『音』が目覚まし時計の基本だろう。
こういった目覚まし時計は、効果はテキメンかもしれないが、気持ちよく目覚めることができるかというと、そうではない。自らすっと目覚めるべきなのだが、それが叶わないから、たとえ不快でもアラームを使う。ならば、できるだけ健康的に気持ちよく目覚めたいと思う。
「ダンベル・アラーム時計 (Dumbbell Alarm Clock)」は、見た目まんまのダンベルの形をしたアラームだ。おおよその予想がつくとは思うが、まずアラームが鳴る。ここまでは一般の目覚まし時計と変わらない。
止め方に特徴がある。ダンベル・アラーム時計 (Dumbbell Alarm Clock) を止めるためには、30回、何かしらの運動をしなければならない。アームカール、アームエクステンション、サイドレイズ、ショルダープレスなど。カウントは、内蔵されている機能がしっかり確認してくれている。つまり、いい加減な感じで、本体を揺らしてもカウントダウンはしない。厳密に、ストリクトな動作を行う必要がある。
強制的ではあるもの、体を動かすことにより、寝ている間に縮こまった筋肉をほぐすことができるし、血流量の増大により、それなりに目覚めは快適なはずだ。もちろん、朝食も美味しくいただくことができるだろう。
もう普通の目覚まし時計では起きられないという人にオススメの、目覚まし時計だ。
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