科学者も頭をひねる準惑星ケレスに明るく輝く点

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つい先週、探索機Dawnが小惑星帯に位置する準惑星ケレスのクレーターに明るく輝く2つの点を発見した。

周回軌道に入る前の大きな発見

写真は4万6000キロメートル離れたところから撮影されたものだ。だが、最小の惑星である水星の5分の1ほどしかないケレス、より接近してみないことにはこの2つの点が何かということは断定できない、とNASAは述べている。

マックスプランク・ソーラーシステム研究所のAndreas Nathues氏は、「これら2つの点はサイズ的にはかなり小さいがケレス上の何よりも明るい。予期しなかったことで全くもって謎だ」、と語った。何か火山のようなものが形成されているのかもしれない。だがやはりはっきりとした理由を突き止めるにはより解像度の高い写真が必要となるようだ。

Dawnは3月6日には周回軌道へ入り、その後16か月に渡って小惑星帯の火星と木星の間からケレスの写真を地上に向けて発信する。

水、水蒸気、氷などの存在が明らかになっているケレスは、我々人間が移住して生活の基盤を築いていくことができると考えられている数少ない天体の一つだ。今回の探索でまた我々の未来計画へ一歩近づけるような発見があることを期待したい。

参照元:NASA

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